【バギオ留学】成長日記
初海外ということで毎日が新鮮で心躍っていたことを今でも覚えています!
1~2ヵ月目
英語力について
自己紹介とyesとnoしか言えない英語力で留学に行きました。
文法の基礎すらできない状態でした。
英語力の参考程度に留学前に受けたtoeic の点数。
最初の1ヶ月は正直、授業の内容はほぼ理解できませんでした。
先生からよく言われたのは、「語彙力を増やせ」、「英語を話す事を恥ずかしがるな Don't be shy」「恐れずもっと話せ Don't be afraid」と言われ続けたのを今でも覚えています。
この3つは初めはすごく意識していました。
毎日の単語テスト(50問)
毎日単語テストが50問あります。二週間ごとに先生の入れ替えがあるため、単語テストの成績で順位が出て、優秀な人から先生が選べるシステムでした。
自分の好きな先生を選ぶために単語のテストは毎日必死に頑張りました。
最初はひたすら書いて暗記していたけど、友達からのアドバイスもあり、必ず発音を聞いて何回も音読することで効率よく覚えられるようになりました。
スケジュール
まず、私の一日のスケジュールについいて紹介します。最初の2ヶ月はIB(英語短期修行コース)にいました。その名の通りスパルタでした。その後、PSコース、TOEICコースに変更しました。
・マンツーマンクラス最大315分(45×7コマ)
・グループクラス90分(45×2コマ)
・強制自習120分
・平日外出禁止
私は、全部の授業を受けると体力的にきつかったので一コマは授業をとらず休憩時間にしました。Time Scheduleだけを見ると鬼畜です(笑)
最初の2ヶ月は、授業についていくことに必死で、やるしかないという状態だったので勉強はそれなりに頑張りました。でも辛くはなかったです、むしろ楽しかったです。
授業について
基本的に先生はフレンドリーで授業は楽しいです。
マンツーマンクラスは、基本的に、speaking,reading,grammer,各45×2セットずつです。グループクラスは、お題を出されてそれについてdiscussionしてた気がします。
一度、グループクラスの授業で3分間のプレゼンがあり、友達が感動する話をし、みんなが急に泣き出したけど、自分だけ話の内容が理解できず、なんでこの人たちは泣いているんだろって思ったのを今でも覚えています。それぐらい初めは何も理解できませんでした。
まとめ
とにかく語彙力と話す事を徹底的に意識した二か月。
必ず毎日、強制自習の時間が終わった後も、さらに自習してました。
この時はほんとに必死でした。早くみんなに追いつきたいと思って。夢中で勉強していました。なので辛いよというよりかは、楽しさがそれを上回っていました!
まあでも、最初の2ヶ月は言いたいことは全く言えず、とりあえず知ってる単語を言って会話をしていました。
言いたいことがあるのに伝わらないのは、すごくもどかしいです。これは、英語初心者が誰でも通る道かな(笑)
初めての海外、勉強以外にもすごく刺激を受けました。
文化の違い、空気の汚さ、見たことのない乗り物、インフラの整っていない道路、明るい人柄、物価の安さ、トイレットペーパーは常に持参、犬には警戒するなど、
良いとこも悪いとこも、すべて新鮮に感じて、ゲームの中の世界に放り込まれたかと思いました。
それくらい異空間に感じてました。こんな世界があるのかと衝撃を受けました。それと同時に、日本の恵まれた環境に初めて、気づくことができました。
口ではみんな軽々しく言うけど、自分の肌で感じてから言え!っていまなら思います。
当たり前にできていたことは、当たり前ではなかったんだなと感じることができました。
こういうことだったのか。日本が恵まれているというのは。
3~4ヶ月目
成長を感じた3ヶ月目
3ヶ月目は一番成長を感じた時期だと思っています。
冗談を言われれば理解できるようになってたし、冗談を言うことができるようになっていました。
また多少英語が聞き取れなかったとしても相手が何を伝えたいのかが大体予測できるようになっていました。
新しい先生に、初めはyesとnoしか喋れなかったと言ったら本当に!!と驚かれたのでそこで自分は英語初心者からは抜け出してたんだと気づきました。
その時期から自分から英語で積極的に話せるようになってました。
あと自然と自信もついて、英語で話す事の違和感は、全くなくなりました。
続けてきたことがやっと形となって体感できるようになりました。
語学の勉強って、日常会話ができるようなるまでが一つのターニングポイントだと分かった。たどり着けない人は、まだ努力が足りない。
その先にまた違うステージがある。ここまで到達すれば、一気にいろんな選択肢が広がる。専門的な勉強に力を入れたり、一人で海外に行けたり、英語を使って仕事をしたいと思ったり、
なんといっても、勉強するのが楽しくなるし、モチベーションもかなり上がる!めちゃくちゃそう感じた。
しかし、大きな事件が
この時期に友達が全員卒業で自分だけ取り残されるという残酷な状態に陥ってしまいました。週末によくご飯いったり、旅行に一緒に行っていたメンバーが全員帰りました。
そして、友達が突然0人になりました…想像以上に別れが辛かったです。それと同時に素晴らしい出会いだったんだなと感じました。
孤独の4ヶ月目
友達が0人で始まった4ヶ月目、ここまで楽しめたから友達を作るのを辞めて勉強だけに集中しようという謎の考えになりました。
先生以外とほぼ会話しなくなり、勉強だけに集中していました。自然とご飯も一人で食べるようになっていました。日本にいた時と同じ状況(笑)
でも、テストの結果を見ると成績が顕著に下がり、なんでだろうと考えた結果、
勉強と遊びのメリハリが大事なことに気づかされました。
生活が充実すると、英語も比例して伸びてたんだと分かりました。このことに気づいてから、また友達を作るようになりました。
なので、この時期の写真フォルダを見返すと、風景と食べ物しかありませんでした(笑)
自分では大丈夫だと思っていたけど、精神的にきつかった1ヵ月でした。
まとめ
3ヶ月過ぎたくらいから、日常会話はできるようになっていました。英語を使って喋っている自分に誇らしさすら感じていました(笑)
英語を喋れる(日常会話レベル)ようになるなんて夢に思っていなかったから。
やればできるもんなんだなあと。
ここから自分の考え方が変わって、やりたいことはやるというスタンスに変わりました。
始める前から無理だと決めつけるのはすごくもったいないということ。
あと、人生は心から楽しむこと。一度きりの人生楽しまなきゃもったいない。
もちろん、楽しむということは、時には楽しくないこともしなければいけない。
それをひっくるめて、最後に楽しかったと言えればいい。
どんな状況でも楽しむことを忘れず、生きていこうと決めたそんな2ヵ月でした。
5~6ヶ月目
復活の5ヶ月目
5ヶ月目にまた新しい友達を作ると決心して友達作りを始めました。まず誰かに話しかけないと始まらないと思ったので、食堂で一人でご飯を食べていた女の子に話しかけました。(ナンパではありません)
初めてしゃべる人との話題は、4ヶ月過ごした経験から、完璧なテンプレートが出来上がっていたので問題ありませんでした。こんなことが言えるようになった自分が不思議です(笑)
その翌週に旅行に一緒に行こうと誘われました。またそこから友達の輪が広がりました。
また、楽しいJICライフがまた始まりました。結果として卒業するまで仲良くしてくれたので良かったです。
仲良くなってからあの時どう思ってたのと聞いたら、嬉しかったと言われたんで、行動してみるもんだなあと思いました。
変な奴と思われてなくてよかったです。
TOEIC勉強にささげた最後の2ヶ月
フィリピンでの生活にも授業にも完全に慣れて少しだらけてきた。だからコースを変えて、TOEICコースに参加することにした。週3回 TOEIC模擬テストを受けることができ、TOEICリスニングとリーディングの授業が各45分×2セットが受けられる。もちろん、他の授業も受ける。
初めて受けた模擬テストはなんと295点!
笑っちゃいますよね。4ヶ月勉強してきたのにまさかの下がってる!w
これがTOEICかと思い知らされました。問題に慣れてないのはあったと思うがここまでひどいとは、、、
焦りと同時にがんばろうという気持ちが出ました。先生にTOEICは単語が8割と言われたので、単語をとりあえず毎日覚えていました。ちなみに文法はいまだに苦手です。
正直、TOEICだけの勉強はつまらなかった。先生の授業は楽しかったけど、結局TOEICの勉強はどこでもできると思った。でも周りが頑張っているから自分も頑張ろうという気持ちにはなれたし、勉強を続けられたと思う。
模擬テストでは1回しか500点台が取れなかったので本番でどれくらいとれるか少し不安だったけど650点でした。点数には満足してないけどこれが今の実力かな。
それにしても、普段といてた問題が難しすぎた。本番でリスニングは特に簡単に感じたので結果的には良かったです。
フィリピンは日本よりもTOEICの問題は難しいみたいなので、日本に帰ったら受けてみたいと思います。
自分でも、800点台は取れると確信に変わったので、これからも勉強を続けたいと思います。
まとめ
友達は絶対に作るべき。日本人は1人が好きな人が多いけど、せっかく留学に来たなら友達と楽しむべき。まず話しかけることが大切。
みんな最初は、友達いないので、案外話しかけさえすればすぐ友達はできる。経験者は語る。
TOEICに関しては、対策すればある程度のとこまで点数は上げれることが分かりました。
フィリピンにきてまで、受ける必要は正直ないかなと思いました。授業内容は、模擬テストをひたすら復習するだけなので、1人で全部できる。
デメリットはspeaking能力が落ちること。基本、テストの質問しかしないので。
メリットは、まあ2か月以上こなせば、点数は確実に上がります(笑)
留学の振り返り
いろんな人との出会い
外国の友達が初めてできたり、日本にいたらできなかった経験、出来事がたくさんありました。
バギオでの生活は毎日が刺激的で、日本にいたら絶対に体感できないことばかりの連続でした。
その中で特に思ったのが、人との出会いの大切さです。
自分は昔から人見知りで、自分から人に話しかけることのできない性格でした。あと、他人に興味を持つことがほとんどありませんでした。
でも留学で出会った人たちのおかげで、人と話す事が好きになったし、
他の人たちの話を聞けば聞くほど、いろんな考え方や人生があって面白いなと思えるようになりました。
まさに十人十色。
自分がいかに小さなコミュニティで今まで活動してきたことが分かりました。
留学に来る人は、何か自分を変えたい、外国で働きたい、仕事でステップアップしたいなど、それぞれ夢や目標を持ってる人が来てたので、すごく刺激になりました。
癖の強い人ばかりだったけど、互いに成長しあえる友達に出会えたことが僕にとっての財産でした。
最後に
人はそう簡単に変われないけど、半年前より今の自分が好きになれたのでフィリピン留学してよっかったです。
新たな環境に飛び込むと、常に何をすればいいか頭の中で自然と考えるようになるので、時間の無駄がほんとに減ります。
また、新たな人との出会いで考え方も変わるし、今まで体験したことのないことを味わうと、人間新たなパワーが生まれます。こんなに自分できたんだと思う時が、必ず来ます!
なので、留学を少しでも考えている人がいたら、絶対に行け!!と自信をもって言います。
余計なことは何も考えなくていい、行きたいという気持ちに素直になればいいだけ。
1つだけ後悔があります。それはクラブに行かなかったことです。友達はみんな行ってました。ルームメイトは週末になると毎回朝帰りでした。
先生や友達から日本人はモテると聞いていたので、経験としていけばよかったと思います。もしかしたらフィリピン人の彼女ができたかも・・(笑)
なぜクラブに行かなかったというと学校には門限があり、クラブにいけば朝帰りしなければなりません。次の日を昼間で寝て無駄に過ごすのが、自分は嫌だったからです。
でも次フィリピンに行くときは機会があれば行こうと思います!
ばーい👋